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やっかいなメロディー(本日の曲はカスバの女) [脳内からいづる音楽]

亡くなった父は昭和ヒトケタ生まれ。
あのルパン三世にでてくるとっつあんの設定と同じ昭和ヒトケタうまれのがんこもん。
(姪っこたちは知らないだろうけど、箸にも棒にもひっかからない性質の男のたとえとして
昭和ヒトケタと言います。あと、あのおばーさんは明治女ね。)
父の友人にいわせると「かしこくてアンポンタン」の父。
父は「懐かしのメロディー」というのは、この世代の人たちが青春を謳歌していた頃に
きいたりうたったりしていたもの、 もしくは、それ以前に聞いたり歌ったりしていたものが、
それと言えると固く信じているところがあって、
比較的あたらしいものが、なつメロといわれると、むしろ、立腹すらしていました。
現状を知ったら嘆きまくるでしょうね、父は。
私も中森明菜がナツメロとかいわれると、心がくじけてオナラが出そうです。


父は自分の歌唱力や様々な文化的才能について、自他が認める天才だと思っていたので、
小さい頃の私は、子守唄代わりに父の歌をアカペラできかされておりました。
ま、細かい話は、別のところで書くことにして、
そんなわけで、比較的、同世代と比べると、なつメロ方面は聞き慣れていたりします。
そのうえ、BSを見られるようになったここ何年間はとくに母にテレビを占領され
ナツメロと、実はそーんなにスキではない演歌をコレでもかと聴かされるので
思い出したり、覚えざるをえなくなっているという状況があります。


演歌って曲によってセクハラでモラハラだからなああああ
人間としての度量と器でオモロおかしくとらえれえればええんですがね
尽くして貢いで棄てられて呑んだくれる女性の歌とか
あんまりききたくなかったり(後略)


頭の中で繰り返してくる音楽のことを、私は脳内音楽と呼んでるんですが
この、脳内音楽の、コントロールのきかなさは、どうしようもなく、
時々、辟易したりしていまして、きょうはのは、カスバの女でした。
これの、ボリュームが脳内でアップしてくると、この口からこぼれてくるんです。
そして、へたをすれば、モノマネになる。・・・

知らないひとばっかり読んでると思うので言いますと、そりゃ、もう、そっくりで、とり肌がたちます。

 うそです。
前に「からたちの花」の連鎖がひどかったときは歌ってしまえばいいと
歌いきったら症状が長引いたことがありました。
島倉千代子の出来栄えですか?
そりゃもうそっくりです。


ネコのウンコをかきまわしているときに、よく、出てくるんですよね。


ネコのウンコかき回したり掬ったりするザル状のスコップをマイクにして
カスバの女をうたっている52の乙女・・・

どうです、このリアリティーのなさ。・・・いや、むしろ、庶民すぎるのかしら。


あまり、めでたい歌詞が無いことが、ほんとに困ったことでね。
しあわせそうな歌詞がいいですよ。うたうのなら。



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